国語科教員と文学研究者の協働―小野小町「思ひつつ」歌の授業実践をめぐって―
井浪真吾,有馬義貴
中学校3年生や高校1、2年生、大学1年生を対象として、小野小町「思ひつつ」歌を教材として用い、和歌の配列に着目して教材を解釈する授業実践の報告。研究者の解釈行為を追体験することが生徒の古典学習に対する興味関心を喚起したこと、生徒が現代の編纂物に置き直して考えてみることで、編纂行為に対する認識を深めることができたことを明らかにした。
奈良教育大学国文 研究と教育
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