「翻訳」について「古文で考える」授業実践の試み -『源氏物語』「若紫」と現代語訳-
井浪真吾,有馬義貴
高校2年生を対象に、教科書教材である『源氏物語』「北山の垣間見」を主教材として、センター試験の過去問題や作家による『源氏物語』の現代語訳などを副教材として用いて行った授業の実践報告。様々な教材を通して、翻訳行為に対する認識を深めていく様を示しつつ、古典観の更新にまでは至らなかったことを示した。
次世代教員養成センター研究紀要
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