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Ceramics excavated from the Taipei Botanical Garden Site and the Modern Taiwan: Focusing on Materials with Inscriptions
本稿は,台北市植物園遺跡出土の近現代陶磁器,とりわけ銘のある資料を中心とした検討を通じて,台湾とアジアの近現代史の一端を考察する。対象資料は2015年~2018年調査区から出土した1870年代~1930年代頃の陶磁器であり,台湾の近現代/日本統治時代(1985~1945年)前半にあたる。第1に,当該遺跡の調査史を簡単にまとめ,第2に,胎土,産地,器形,年代,遺物組成等の基本的項目について整理する。第3に「日本産陶器」「日本産磁器」「中国華南産・台湾産陶磁器」「欧州産陶磁器」に区分し,銘のある資料を中心に検討を加え,第4に,若干の考察を加える。本研究を通じて,近現代にグローバル化した世界を明確に把握し,東アジアの文化的多様性と国境を越えた共通性を明らかにするための一助としたい。 |