Competitive research funds

Basic information

Name Tsunedomi Ryouichi
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code 1000361639
researchmap agency Okayama University of Science

Title

Multidisciplinary research using urine-derived organoids: To overcome canine bladder cancer

Provider

Japan Society for the Promotion of Science

System

Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

From Date

2020-04-01

To Date

2024-03-31

OwnerRole

 

Author

臼井 達哉
恒富 亮一
打出 毅
大松 勉

Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (B)

Summary

イヌの膀胱がんは、悪性度が非常に高く有効な治療法が存在しないことから、新規治療法の開発が獣医療の現場において喫緊の課題となっている。本研究では、新規膀胱がん幹細胞関連遺伝子の機能を解析し、新規治療薬の開発につなげる。さらに、イヌ膀胱がんオルガノイドを用いた新たな培養細胞の創出および臨床検査システムの開発を行うとともに、膀胱がん罹患犬の尿中細菌叢解析によって、オルガノイドの増殖・生存を制御する細菌種を同定し、新たな治療標的とする。今年度は、2.5Dオルガノイド培養法を様々な犬猫の上皮系腫瘍の初代培養法に応用可能かを検討し、イヌ乳腺がん、ネコ乳腺がん、イヌメラノーマ、イヌ肺腺癌などの細胞の接着性や増殖率の向上に寄与することを明らかにした(Biomedicine &Pharmacotherapyに投稿中)。また、膀胱癌罹患犬32頭からオルガノイドを作製し、抗がん剤感受性試験を実施した後に、治療効果との相関を解析した。その結果オルガノイドを用いた抗癌剤感受性試験が臨床的に有用であることを証明するデータを纏め日本獣医腎泌尿器学雑誌に受理された。さらに、新規分子標的薬トラメチニブによる膀胱癌オルガノイドの抑制メカニズムを明らかにし、国際共著論文として成果を纏めることができた。尿中の細菌叢解析では、正常犬5頭、膀胱がん罹患犬16頭の尿中細菌のDNAを収集し、次世代シークエンサーを用いた解析を行い、各群における尿中細菌叢の比較を行った。さらに、健常犬の膀胱粘膜をカテーテルで掻把することで非侵襲的な正常膀胱オルガノイド培養法を確立し、日本内科学アカデミー学術集会において研究アワードを受賞した。