Base excisionrepair: DNA glycosylase and AP endonulease
Ikeda, S. and Seki S.
DNA損傷、塩基除去修復、DNAグリコシラーゼ、APエンドヌクレアーゼ、タンパク質間相互作用 塩基除去修復は,塩基の損傷やミスペア,塩基の欠落,一本鎖切断など,主に細胞の内的要因により生じたDNA損傷の修復に関与している。この修復系は,損傷塩基に特異的な多種のDNAグリコシラーゼ,APエンドヌクレアーゼ,DNAポリメラーゼ,DNAリガーゼなどが触媒する一連の反応からなっている。哺乳類の主要な修復酵素が単離され,それらを用いた再構成系が構築された結果,哺乳類には複数の塩基除去修復経路が存在し,タンパク質間相互作用を介して修復が円滑に進行することがわかってきた。さらに,塩基除去修復と複製や転写との共役についても注目されてきている。
蛋白質・核酸・酵素
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