Conference

Basic information

Name Sakane Genta
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code 1000194578
researchmap agency Okayama University of Science

Title

DV-Xαシミュレーションによる骨伝導メカニズムの解明

Author

石井知彦, 工藤大輔, 莨谷新吾, 坂根弦太, 生駒俊之

Journal

日本セラミックス協会第19回秋季シンポジウム

Publication Date

2006/09

Invited

Language

Japanese

学会講演(シンポジウム・セミナー含む)

Conference Class

Domestic conferences

Conference Type

Verbal presentations (invitation, special)

Promoter

Venue

山梨大学甲府キャンパス, 山梨

URL

Summary

3L13
L会場, 9月21日(木)13:00-14:00
会期:9月19日(火)-21日(木)
日本セラミックス協会年会・秋季シンポジウム講演予稿集, Vol. 2006F (2006) pp.634-

アパタイトが示す骨伝導性と骨誘導性に関しては現象論、経験論的な研究が行われてきたが、なぜ材料であるアパタイトが細胞の遺伝子情報の発現に影響を及ぼすかに関しては明らかにされていない。我々はこの現象を十分に説明するために、結合次数や有効電荷などのパラメータについて第一原理計算に基づくDV-Xα法による分子軌道計算によって、材料のナノ表面で生じる現象を物理式、電子論的に規定することを試みた。具体的にはアパタイト構造中に存在する二種類のCaサイトと高分子材料の官能基との結合次数の検討を行い、波動関数を三次元的に可視化することで、材料表面における反応性の議論を行った。