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講演番号13a-A35-6(13半導体-13.9光物性・発光デバイス) 2016年9月13日(火)10:30-10:45 無機蛍光体の発光中心として広く用いられているCe3+の発光は一般にd軌道が関与する4f-5d遷移に基づくことが知られている。この遷移における励起および発光バンドの波長はCe3+の配位環境に強く依存し、ドープさせる母体に応じて短波長あるいは長波長へと大きく変化する。以上のような無機結晶蛍光体に対して、発光中心にCe3+を用いた有機金属錯体の報告数は極めて少なく、発光メカニズムに不明な点が多い。本研究では、Ce3+を含んだ有機金属錯体の発光の有無を実験値と理論値の双方から考察した。 |