【目的】メチロトローフ細菌の主要代謝経路であるリブロースモノリン酸(RuMP)経路はこの経路特有の酵素群により毒性の高いホルムアルデヒドを糖リン酸へ固定し、代謝する重要な役割を持つ。私たちは現在までにグラム陰性、偏性メチロトローフ細菌であるMethylomonas aminofaciens 77a株よりこのRuMP経路に関与する遺伝子群を取得し、その解析を行ってきた。M. aminofaciens 77a株のゲノムDNAより取得した断片上にはヘキシュロースリン酸シンターゼ(HPS)とホスホヘキシュロイソメ