ウェルシュ菌の自己溶解酵素オートリシンのドメイン機能解析
青野りよ、松永 望、櫃本泰雄、片山誠一
第16回生物試料分析科学会中国四国支部学術集会
生物試料分析科学会中国四国支部
香川県高松市
ウェルシュ菌の自己溶解酵素であるオートリシン(Acp)は、細胞分裂とストレス誘発性自己溶解に関与する。Acpは120 kDaから95 kDaに切断されて存在する。120 kDa Acp、95 kDa Acp、AcpCD発現株の実験により、Acpは菌体表面に存在し、AcpCDは細胞表面に存在しないことが示された。N末のCWBがAcpの表面への留まりに重要な役割を果たすと考えられた。