ウェルシュ菌由来オートリシンのドメイン機能解析
青野りよ、松永 望、櫃本泰雄、片山誠一
第33回生物試料分析科学会年次学術集会
生物試料分析科学会
福岡県福岡市
ウェルシュ菌のオートリシン(Acp)は自己溶解酵素であり、分裂や自己溶解に関わる。本研究では、120 kDa Acpのみ発現する株、95 kDa Acpのみ発現する株、AcpCDのみ発現する変異株を作製し、その機能を調査した。ウェスタンブロットと顕微鏡で異なる変異株の表面発現が確認された。しかしながら、未だ120 kDaと95 kDaのAcpの機能的な違いは明らかではなく、今後の検討課題である。