腕の運動を伴う 脚ロボットSauro-Emuの屈伸運動
衣笠哲也 大須賀公一 小野敏郎
脚ロボット、屈伸 本研究の目的は二足歩行ロボットの非定常動 作を実現することである.非定常動作とは, 例えば,屈伸運動やマニピュレータの運動な どのことである.現在までに筆者らは,この 非定常動作を実現するための制御系設計法を 提案し,さらに得られた制御系のモデル化誤 差に対するロバスト性の解析をおこなってき た.本論文では,非定常動作の例である腕の 運動を伴う屈伸動作が行なえる実験装置 Sauro Emuを 試作し,実験によって非定常動作を 実現することで提案してきた制御系設計法の 有効性を示す.
日本ロボット学会誌,第16巻,第7号,pp.1007-1011