Computer model of foam cell formation in atherosclerosis
Satoshi Yamada, Akihiko Yoshimura, Masaaki Murakami
第50回日本免疫学会学術集会
日本免疫学会
奈良(ポスター発表はリモート開催)
アテローム性動脈硬化発症の過程をモデル化した。血液中のLDLは血管内皮下に取り込まれ、酸化されて酸化LDL(oxLDL)となる。内皮細胞表面のVCAMを認識して、単球(monocyte)は内皮細胞に結合し、血管内皮下に侵入する。単球はM-CSFによってマクロファージに分化する。マクロファージはoxLDLを貪食して、最終的に泡沫細胞になり、内皮下に蓄積してプラークを形成する。この過程を化学反応式で表し、挙動を調べるモデルを構築した。