MISC

Basic information

Name Furumoto Kayo
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code B000331581
researchmap agency Okayama University of Science

Title

タンデムサイクルトレーナー漕ぎ時の心拍数と酸素摂取量の変化

Bibliography Type

Author

小野寺 昇、吉岡 哲、浮田優香、和田拓真、石田恭生、林 聡太郎、邵 基虎、重岡儀成、古本佳代、荒谷友里恵、藤澤智子、松生香里、高原皓全、山口英峰、片山敬章

Summary

背景:タンデムサイクルトレーナーを作成した.後輪を回して負荷となるオリジナル装置である.この機器を用いて前乗りと後乗りの心拍数と酸素摂取量を比較することにより,タンデム自転車漕ぎの特徴である前乗りの負荷が後乗りの負荷よりも高いという仮説の検証を目的とした.方法:被験者は,健康な成人男性 6 名であった.本研究は,川崎医療福祉大学倫理委員会の承認を得て実施した.1 分間に50回転のペダリングに調整し,同じギア比で行った.運動時間は, 5 分とした.測定項目は,心拍数,酸素摂取量,血圧,主観的運動強度とした.前乗りと後乗りの組み合わせは,ランダムとした.同じ組み合わせで前乗りと後乗りを行った.結果と考察:心拍数は,前乗り(運動 5 分時:126±22拍/分),後乗り(運動 5 分時:122±25拍/分)であった.主観的運動強度は,前乗り(運動 5 分時:10±2),後乗り(運動 5 分時:1±2)であった.酸素摂取量は,前乗り(運動 5 分時:15.7±3.0 ml/kg/min),後乗り(運動 5 分時:12.5±3.3ml/kg/min)であった.今回作成したタンデムサイクルトレーナーでは,固定して運動を行っているため,空気抵抗および体重を支えるという要因が制限されたと推測される.まとめ:タンデム自転車漕ぎ時における前乗りの生理応答の増加に関しては,空気抵抗等の因子による影響は微少であることが推測され,前乗りの負担度が高いことは,タンデム自転車の構造的なメカニズムに対する生理応答であることが考えられた.

Magazine(name)

体力科学

Publisher

Volume

71

Number Of Pages

4

StartingPage

386

EndingPage

386

Date of Issue

2022/08

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Posting type

Summary of research publication (national conversations, other academic journals)

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