外気温氷点下13℃における3 時間雪洞滞在時の生理的ストレスの変化
小野寺昇, 田中一徳, 和田拓真, 濱田大幹, 石田恭生, 吉田升, 荒谷友里恵, 高原皓全, 斎藤辰哉, 林聡太郎, 玉里祐太郎, 野瀬由佳, 松生香里, 石本恭子, 古本佳代, 白優覧, 西村一樹, 吉岡哲, 山口英峰, 原英喜, 油井直子
外気温氷点下13℃環境における雪洞内温度が外気温より高かったことに起因する雪洞滞在時間3時間の生理的ストレス応答について調査した。外気温が低くても雪洞内の気温は氷点下付近にとどまり、防寒用衣類とアルミシートを併用することで、3時間は生理的応答は正常範囲内であった。雪洞への避難および防寒対策が厳しい寒冷刺激に抗する生理的ストレス対策になることが示唆された。
登山医学
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