ヤンマー本社ビル"YANMAR FLYING-Y BUILDING"
大阪梅田に建つ都市型環境共生建築として多様な省エネルギー技術を導入し、Zero CO2-Emission Buildingを志向した。具体的には、コージェネレーションシステムを中心とした複数のオンサイト発電と選択可能型排熱利用、自然エネルギーの活用と都市環境への貢献・訴求、放射モード/対流モード可変型の空気式放射冷暖房などの技術によって、竣工時目標の年間CO2削減率55.0%を上回る、59.7%削減を達成した。
中山は学術的な立場から、調査および検証を担当した。