シミュレーションによる事務所ビルにおける上水・雑用水比率に関する考察
坂本和彦、村川三郎
日本建築学会大会学術講演会(京都)
日本建築学会
京都大学
筆者らで新たに開発した動的給水負荷算定法を用いて、従来の上水・雑用水比率の妥当性を検証した。従来値は3:7~6:4としているが、衛生器具の節水仕様(特に大便器の洗浄水流量)によっては比率が変わることを算出し、従来器具仕様では2:8、節水器具仕様では3:7(節水化がさらに進めば4:6)になることを提唱した。