|
|
下総層群の全層準はトウキョウホタテガイMizuhopecten tokyoensis (Tokunaga)の生存期間に含まれるが,個々の化石産地における産出頻度は場所と層準ごとに大きく変動し,本種の生態分布や時代的な盛衰を反映すると考えられる.そこで,本研究では大原(1968),大原ほか(1976),O’hara and Nemoto (1978), O’hara (1982), 青木ほか(1962)および,われわれの未公表資料を用いて下総層群各累層での産出頻度の変遷を分析した.これらは房総半島中部ないし南部の下総層群での産出記録を含む.層序区分,地層名については徳橋・遠藤(1984)に従い,化石群ごとのトウキョウホタテガイの産出量を百分率で示した. |