「なぜだかやる気にならない・・・」、「なんとなくつらい・・・」、「もうどうでもいい・・・」子どもたちや若者たちは常に生き辛さを感じていて、次第に自分のことがどうでもよくなってしまいます。
はたから見ると「ただの甘え」に見えるかもしれませんが、そのようになってしまうのには原因があり、本人も周りも気がつかないうちにだんだんと心が疲れてしまった結果です。
本書は、大学で学生の相談に対応している筆者と、思うように生きられなかった学生との出会いから、自らの意志でそれぞれの道に進むまでの過程を、筆者と学生との会話、筆者と保護者との会話を通して紹介しています。本書で紹介する学生や保護者との一つひとつの会話には目的があり、学生と接するとき、学生を応援するときに大事にしている筆者の考えがあります。
筆者が大事にしているその考えを、学生や保護者との会話の一つひとつについて解説しています。
子どもたちは、若者は、自分で決めて、行動できるようになるとみるみるうちに元気になります。そして、壁にぶつかっても自分で乗り越える勇気を持ちます。
「最近の若者は何を考えているかわからない・・・」、「子どもとの会話がうまくいかない・・・」、「もっと何でも相談してほしい・・・」、「若者に頼られる存在になりたい・・・」
子どもたちや若者と上手にコミュニケーションをとりたい方、子どもたちや若者とのコミュニケーションに課題を感じている方、学校の先生、塾の先生、職場の上司、子育て中の方、ぜひ一度この本のページを開いてみてください。
あなたも、あなたの周りの子どもや若者も元気になり、勇気が湧いてくるはずです。