Competitive research funds

Basic information

Name Bungo Takashi
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code 6000006597
researchmap agency Okayama University of Science

Title

暑熱ストレスを受けた鶏の脳機能・脂肪酸合成酵素活性・エネルギー平衡の解析

Provider

MEXT

System

KAKENHI

From Date

2007

To Date

2009

OwnerRole

Coinvestigator Not Use Grants

Author

藤田 正範
豊後 貴嗣

Category

萌芽研究

Summary

本年度は、卵生産を核としたエネルギー平衡の解析を中心に調査を実施した。
(1)卵巣発達に伴う変化:飼料摂取量、体重、肝臓重量および卵胞重量は卵胞発達の過程で急速に増加した。卵巣発達により、血漿および肝臓トリグリセリド濃度、肝臓脂肪酸合成酵素群活性および肝臓グリコーゲン濃度は有意に増加・上昇した。卵巣発達過程における血漿トリグリセリドは、前、中および後期とその発達に伴って増加する傾向にあった。肝臓トリグリセリドは前中期に比べて後期に減少し、肝臓脂肪酸合成酵素群活性も同様に後期に低下した。肝臓グリコーゲンは前期に減少の傾向を示し、その後は漸増の傾向を示した。肝臓グリコーゲン総量は卵巣の発達に伴い増加し続けた。卵巣発達前期と中期における肝臓トリグリセリド、肝臓脂肪酸合成酵素群活性および肝臓グリコーゲンの三者の関係から、肝臓トリグリセリドは肝臓グリコーゲンを主な基質として肝臓脂肪酸合成酵素群活性の増大に