岡山理科大学構内を「地球史博物館」化する試み－構内の野外教育資源をつなぐオリエンテーリングコースの開発－

石垣 忍・豊田 新・ 西戸 裕嗣・能美 洋介 今山 武志・山本 樹・篠原 隆・寺野 元規

岡山理科大学岡山キャンパス内には、植物や地質露頭、石材、眺望できる地形や考古遺跡などの教育資源が存在する。その中から81 箇所を選んで解説パネルを設置し、スマートフォンでアクセスできるQR コードを介した音声ガイドの仕組みを構築した。また、選定した場所をめぐるオリエンテーリング形式の自主学習の仕組みも構築し、体験者から高い評価を得た。また様々な背景を持つ学生の自主的な学び支援もできることが判明した。本手法は、修正や改定が簡易で設置コストは経済的である。野外博物館、動植物園、考古遺跡などに応用可能である。

岡山理科大学教育実践研究

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