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本書は,教育の基礎的理解に関する科目のテキストである。欧米諸国の教育の歴史を取り上げ概説しただけでなく,第7章では現代の学校制度および教員養成制度の概略と特徴を取り上げ解説している。幅広い教職教養を提供するとともに,教職への興味関心を深めるものである。担当は,第4章「市民革命と産業革命の時代」第1節「イギリス市民革命と教育」(33-38頁)、第5節「イギリス産業革命と教育」(60-66頁),第5章「近代国家と国民教育の時代」第1節「イギリス―教育におけるボランタリズムの原則と国家関与」(71-77頁),第6章「新教育運動の時代」第1節「イギリスの新教育運動」(109-114頁),第7章「現代の学校制度と教員養成」第1節「イギリス―多様化・選択と競争・質保証の教育改革」(pp.141-146)である。イギリスにおける学校と教職の成り立ちと変遷について社会との関係のなかで考察した。イギリスの現代の学校教育制度並びに教員養成について概説した。 |