島の考古学に関するコラム 魏志倭人伝と対馬・壱岐の考古学/古代沖ノ島の祭祀と中世対馬
俵寛司
離島に残る古代の足跡をたどることで,古代日本の姿を読み解く。3万年以上前に海を越えてやってきた我々の祖先は,古代より巧みな航海術で日本列島を縦横無尽に駆け巡って来た。離島に残る遺物や文化などから,その幅広い交流の軌跡を探る。本稿では,魏志倭人伝と対馬・壱岐の考古学,古代沖ノ島の祭祀と中世対馬と題して,具体的な考古学的データに基づきながら,それら島々の「境界」性をめぐり日本文化の古層についての歴史を考察する。
季刊 邪馬台国
143