Tsushima as ‘Boundary’(「境界」としての対馬)
俵寛司 Translated by Barbara SEYOCK
日本と韓国を隔てる海峡の内外の歴史を検証する上で,対馬(日本)は際立った位置を占めている。近代東アジアにおける国家形成から140年近くが経過した現在でも,対馬は「境界」として認識されているようである。しかし,近現代における対馬の姿の変化や,日本考古学のパラダイムにもかかわらず,社会史的・経済史的な観点からは,半島文化と列島文化との間に密接な関係があったことが,近年の出版物によって強調されている。したがって,具体的な考古学的データに基づき,対馬の「境界」性を再考する必要がある。
Barbara Seyock, Gina L. Barnes, and Fumiko Ikawa-Smith (eds.), Revelations in Japanese Archaeology Paleolithic Come-back, Island Interactions, Classical Writings. Archaeopress (UK).
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10.32028/9781803279855
https://doi.org/10.32028/9781803279855