抗PD-1抗体にて治療を行った尿路上皮癌121例、腎細胞癌65例の症例を対象に、血液リンパ球数、好中球数等の臨床的因子を用いて、抗PD-1抗体の治療効果を予測するアルゴリズムを作成した。
尿路上皮癌30例、腎細胞癌30例の腫瘍由来DNAと血液由来DNAを使用し、マイクロサテライト領域のMSI解析を行った。抗PD-1抗体で完治した転移性MSI尿路上皮癌では、ミスマッチ修復蛋白の発現低下と、ミスマッチ修復遺伝子の変異を認めた。更に、抗PD-1抗体にて治療された尿路上皮癌、腎細胞癌73例に対する、口腔内と便(消化管)中のマイクロバイオーム解析を、菌由来DNAを用いて網羅的に行った。