MISC

基本情報

氏名 恒富 亮一
氏名(カナ) ツネドミ リョウイチ
氏名(英語) Tsunedomi Ryouichi
所属 獣医学部 獣医学科
職名 教授
researchmap研究者コード 1000361639
researchmap機関 岡山理科大学

題名

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)モデルマウス由来肝臓オルガノイドを用いた新規バイオマーカーの探索

単著・共著の別

 

著者

山中 恵
Elbadawy MOHAMED
林 希佳
後藤 悠太
恒富 亮一
硲 彰一
永野 浩明
吉田 敏則
渋谷 淳
市川 諒
中原 惇太
大松 勉
水谷 哲也
片山 幸枝
篠原 祐太
金田 正弘
山脇 英之
臼井 達哉
佐々木 一昭

概要

【背景】近年、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)の罹患者が増加しているが、線維化が進行した重症患者に対する有効な治療薬や、各病態ステージに特異的なバイオマーカーは見つかっておらず、NASH病態を再現する新たな研究ツールの開発が求められている。

【目的】そこで本研究では、NASHモデルマウスの肝臓組織由来のオルガノイドを作製し、NASH病態の進行とオルガノイドの形成能、組織形態、遺伝子発現パターンの相関を検討することで新規実験モデルとしての有用性を明らかにすることを目的とした。

【方法】6週齢のマウスにNASH誘発用飼料を4, 8, 12週間給餌し、進行度の違うNASHモデルマウス群(NASH A, NASH B, NASH C)を作製し、オルガノイド培養を行った。作製した各オルガノイドの形成効率を比較したのちに、炎症性反応、脂肪沈着、線維化を指標に各種解析を行った。さらに作製した各病態ステージのNASHマウス肝臓由来オルガノイドにおいて発現が上昇する新規遺伝子を探索した。

【結果】NASH Cオルガノイドでは上皮・間葉転換(EMT)様の上皮組織構造が観察され、コラーゲンの蓄積や、活性化星細胞マーカーであるα-SMA発現の上昇が認められた。また、オルガノイドの形成効率は、NASH Aのオルガノイドで上昇し、NASH B、NASH Cのオルガノイドで低下することが示唆された。さらに、各病態ステージのオルガノイドにおいて特異的に上昇する遺伝子や、全ステージのオルガノイドで発現が高い遺伝子を同定した。 

【総括】NASHモデルマウスの肝臓由来オルガノイドが、NASHの線維化病態を培養ディッシュ上で再現することが明らかになった。また、今回発現が上昇した遺伝子が新規バイオマーカーとなる可能性が示唆された。

発表雑誌等の名称

日本毒性学会学術年会

出版者

日本毒性学会

47.1

 

開始ページ

P-36E

終了ページ

 

発行又は発表の年月

2020

査読の有無

 

依頼の有無

 

記述言語

日本語

掲載種別

 

ISSN

 

ID:DOI

10.14869/toxpt.47.1.0_p-36e

ID:NAID(CiNiiのID)

 

ID:PMID

 

JGlobalID

 

arXiv ID

 

ORCIDのPut Code

 

DBLP ID