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本論文では,複数クラスのトラヒックが混在するパケット交換ネットワークを対象にして,End-to-Endの平均遅延(パス遅延)を考慮した設計アルゴリズムを提案し,更に耐故障性をも考慮した設計アルゴリズムを提案している.前者の設計アルゴリズムは,任意のノード間におけるパス遅延がクラスごとに与えられた上限値を超えないという制約条件下で,コストを極小化するような容量・優先度・フローの割当てを求めるためのアルゴリズムである.このアルゴリズムは,三つのアルゴリズムから構成されており,制約条件が満足される限りこれらを繰り返すことにより,コストの極小化を図っている.後者の設計アルゴリズムは,任意の1本の回線に障害が発生した場合でも,パス遅延が上限値を超えないという制約条件下で,コストを極小化するような容量・優先度・フローの割当てを見出すアルゴリズムである.このアルゴリズムでは,まず,コストは比較的大きいが制約条件を満足するようなある一つの割当てを求める.そして,パス遅延をそれほど増加させず,かつ,コスト低減への効果が大きい回線の容量を減少させるという操作を,制約条件が満足される限り繰り返すことにより,コストの低減を図っている. |