古ゲノミクス研究によって明らかになった日本人集団の3重起源
COOKE, N. MATTIANGELI, M. CASSIDY, L. M. OKAZAKI, K. STOKES, C. ONBE, S. HATAKEYAMA, S. MACHIDA, K. KASAI, K. TOMIOKA, N. MATSUMOTO, A. ITO, M. KOJIMA, Y. BRADLEY, D. J. GAKUHARI, T. NAKAGOME, S
富岡が関わった倉敷市船倉貝塚資料を含め、12体の古人骨に対し全ゲノム解読を伴うパレオゲノミクス(古全遺伝情報)解析を実施し、それを日本及び海外の300体のゲノム情報と比較し、日本人形成が大まかにわけて縄文時代・弥生時代・古墳時代の3回に分けて日本の周辺地域人の渡来によって強い影響を受けた事が世界で初めて明確に示され、日本人形成の3重構造説として議論がなされた。
Science Advance
American Association for the Advancement of Science
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https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.abh2419