中半入遺跡出土ウマ遺存体分析
富岡直人
東北最古である5-6世紀代のウマに関する論考をまとめた。当時の畿内でのウマの骨格と同じ程度の体格を誇り、後の時代の多くの地域でみられる矮小ウマよりも充実した体格であったことを指摘した。理大の保存処理装置を利用し極めて脆弱な資料の保存処理にも成功した。
『岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書第380集 中半入遺跡・蝦夷塚古墳発掘調査報告書 第1分冊』(岩手県文化振興事業団)pp.296-301
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センター
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