ウェルシュ菌自己溶菌酵素オートリシンのFnレセプターとしての機能

青野りよ、松永　望、櫃本泰雄、片山誠一

第17回生物試料分析科学会中国四国支部学術集会

生物試料分析科学会中国四国支部

岡山県岡山市

ウェルシュ菌はフィブロネクチン（Fn）を介してコラーゲンに結合し、宿主に定着する。最近、フィブロネクチン結合タンパク質（Fbps）としてオートリシンAcpもその候補となった。本研究は、Acpがウェルシュ菌の菌体表面でEnレセプターとして機能するかを検討した。Acp欠損株を用いてFn結合を評価した。Acp欠損株ではFn結合が減少したことから、Acpがウェルシュ菌の菌体表面でEnレセプターとして機能することが示唆された。