競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 松浦 信康
氏名(カナ) マツウラ ノブヤス
氏名(英語) Matsura Nobuyasu
所属 生命科学部 生物科学科
職名 教授
researchmap研究者コード R000014159
researchmap機関 岡山理科大学

タイトル

さとうきび搾汁液に含まれる核内受容体PPARγ活性化物質の解明

提供機関

岡山理科大学

制度名

科学研究費補助金(基盤研究(C))

研究期間(From)

2021/04/01

研究期間(To)

2024/03/31

担当区分

研究代表者

担当研究者

松浦信康

研究種目

基盤研究(C)

研究概要

きび砂糖(不完全精製糖)は上白糖(完全精製糖)とは異なり、血糖値の上昇が緩やかになる成分(オリゴ糖)の含有が報告されているが、きび砂糖の血糖値上昇抑制に関する詳細はほとんど明らかにされていない。申請者は予備研究において、さとうきび搾汁液有機溶媒抽出画分に核内受容体Peroxisome Proliferator Activated Receptor-g(PPAR-g)活性化作用(血糖値上昇抑制作用)を見出した。すなわち、活性化物質はオリゴ糖とは異なる低分子化合物であることが予想された。そこで活性成分の精製を詳細に検討を行い、活性成分単離スキームを確立した。しかしながら活性成分は微量であったことから、本研究では1)活性化物質の単離、精製及び構造解析、2)活性化物質によるPPAR-g活性化機構の解明、3)活性化物質の定量系確立及び、活性成分の品種間変動、季節変動について検討を行う。さらに本研究結果をもとに、黒糖、きび糖等関連食品に含まれる活性化物質含量について評価を行い、血糖値上昇抑制活性に関するエビデンスを確立する。

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