論文

基本情報

氏名 鎌滝 孝信
氏名(カナ) カマタキ タカノブ
氏名(英語) Kamataki Takanobu
所属 理学部 基礎理学科
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

構造物が河川遡上津波による土砂移動に与える影響に関する基礎的検討

単著・共著の別

共著

著者

鎌滝孝信,小太刀旬哉,齋藤憲寿,渡辺一也

概要

津波氾濫流は土砂を含むことで密度が増加し,それに伴い水平力・鉛直力も増加することが明らかにされている.したがって,河川遡上津波に関する水路実験をおこなう上で,土砂を考慮することは重要といえる.本研究では2種類の土砂を用いて河川遡上津波を再現し,河川遡上津波が構造物へ与える影響や構造物を考慮した土砂移動に関する水路実験を行った.その結果,以下の3点を明らかにした.(1) 構造物周辺の土砂は洗掘されるが,構造物があることで構造物以降は堆積する土砂層厚の変化が小さい傾向がある.(2) 氾濫水密度は粒径の小さい砂が海側,粒径の大きい砂が川側にあるときの方が大きい.(3) 構造物の前面に作用する波力についても,粒径の小さい砂が海側,粒径の大きい砂が川側にあるときの方が大きい傾向がある.

発表雑誌等の名称

土木学会論文集B2(海岸工学)

出版者

土木学会

77

2

開始ページ

I_277

終了ページ

I_282

発行又は発表の年月

2021/11

査読の有無

有り

招待の有無

無し

記述言語

日本語

掲載種別

研究論文(学術雑誌)

ISSN

ID:DOI

ID:NAID(CiNiiのID)

ID:PMID

URL

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DBLP ID