研究背景の現状課題と考える「強風化層が厚く広範囲に分布している状況の把握」「レーダー雨量を用いたリアルタイム評価」に取り組む。
具体的に,強風化層の分布状況の把握は、LPデータと過去の災害報告書および既存ボーリングデータを用いて、斜面・渓流の不安定土砂量を推定する。レーダー雨量を用いたリアルタイム評価は、気象庁が発表している土砂災害警戒情報の発表基準を踏まえ、国土交通省のレーダー雨量から基準雨量を設定、気象庁と同様のRBFNを用いた手法で土壌雨量指数値と60分間積算雨量から降雨量とリスクの関係を考察する。