代用監獄制度をめぐる新局面
佐藤元治
いわゆる代用監獄問題について、従来から指摘されてきた拘禁中の自白強要の問題のみならず、近年では留置施設内での被収容者の死亡事案の多発や、拘置支所の廃止・収容停止、留置施設の集約化といった新たな問題も発生しており、これまでの視点とは異なっ観点からあらためて警察拘禁のあり方を問い直す時期に来ているのではないかという問題意識に基づき、各問題点について検討を加えた。[内容]1.はじめに—問題の所在2.刑事施設処遇法成立以降の問題状況(1)刑事施設処遇法下での代用監獄の運用状況(2)刑事施設処遇法成立以降も続く国際的批判(3)警察拘禁中の死亡事案の頻発と留置施設視察委員会の問題(4)拘置支所の廃止・収容停止と警察留置施設の集約化の問題(5)刑事手続のIT化との関連問題3.おわりに
新時代の刑事拘禁法・処遇法ー石塚伸一先生・赤池一将先生古稀祝賀論文集ー
刑事立法研究会編
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