本稿では、独自教材「色をかさねて」を用いた図画工作科と国語科の教科横断型の授業実践について論じる。教材「色をかさねて」は、図画工作科の表現活動と国語科の二十四節気を学習する単元を教科横断型授業として実践することで、色彩感覚と言語感覚の往還により、両教科における目標を同時に達成するとともに、より深化した理解に到達することをめざした。児童の作品を分析し、この教材の効果を考察した。その結果、色彩感覚を豊かなものにするとともに生活体験からくる自らの感覚をもった言葉への理解を深められることの可能性が示された。