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基本情報 |
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氏名 |
三井 一鬼 |
氏名(カナ) |
ミツイ イッキ |
氏名(英語) |
Mitsui Ikki |
所属 |
獣医学部 獣医学科 |
職名 |
助教 |
researchmap研究者コード |
B000354357 |
researchmap機関 |
岡山理科大学 |
シクロスポリンAの治療中に慢性下痢を発症した?痒性皮膚炎に対してオクラチシニブを使用した猫の1例
澤 由貴, 周本 剛大, 横山 岳生, 三井 一鬼, 兼島 孝
オクラシチニブ, シクロスポリンA(CyA), 猫の掻痒性皮膚炎
掻痒性皮膚炎をシクロスポリンA(CyA)で治療していた,去勢オス,8歳のスコティッシュフォールドが慢性の消化器症状を主訴に来院した。A/G比の低下,抗猫コロナウイルス(FCoV)抗体価の上昇を認めたため,免疫力低下からのFCoV持続感染を疑いCyAを休薬した。その後,掻痒の管理が困難になったためにオクラシチニブを使用したところ,消化器症状は改善して抗FCoV抗体価も低下した。しかし1年半後に腎臓に腫瘤を認めリンパ腫と診断したため使用を休止した。オクラシチニブは猫の掻痒性皮膚炎に効果を示すが,高用量投与時の免疫抑制には注意すべきだと考えられる。
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