講演・口頭発表等

基本情報

氏名 保森 智彦
氏名(カナ) ヤスモリ トモヒコ
氏名(英語) Yasumori Tomohiko
所属 教育学部 初等教育学科
職名 准教授
researchmap研究者コード R000008120
researchmap機関 岡山理科大学

タイトル

大規模言語モデルを用いた授業中の教師の発話分析の検討

講演者

保森智彦

会議名

日本教科教育学会第50回全国大会

開催年月日

2024/11/10

招待の有無

無し

記述言語

発表種類

会議区分

会議種別

主催者

日本教科教育学会

開催地

URL

概要

本研究の目的は,LLM(Large Language Model) を用いた授業の発話分析を通して新しい授業の発話分析の手法を検討することである。研究の方法として,小学校の現職教師による算数科の授業を録画後,文字起こしした発話プロトコルを用いて,「主体的・対話的で深い学び」の観点でラベリングを行った。ラベリングした発話プロトコルをLLMが学習しAIモデルを構築した後,「主体的・対話的で深い学び」に関する発話分析を行った。その結果,「主体的な学び」の判定はAIの判定の精度が比較的高くなりやすく,「対話的な学び」は「交流」「他の人」「相談」等の言葉によって判定されやすくなるのではないかと推察された。「深い学び」は教科固有の言葉が多く発話されることから,今後さらにデータの蓄積量を増加させ判定の精度を高める必要がある。