小学生のつまずきに関する学びの経験が大学生の模擬授業に与える影響
保森智彦
本研究の目的は、教員養成大学の教科教育学のカリキュラムにおいて、小学生の学習のつまずきに対する教材研究や模擬授業などの学習素材が、大学生の認識や模擬授業に与える影響を検討することである。調査方法は、大学生がカリキュラムの前後で小学生の算数の間違いを予測するものである。調査結果は以下の通りである。(1)大学生がカリキュラム学習後に小学生の間違いを予測できた。(2)大学生は、カリキュラム終了後に子どもたちが間違えることを想定して授業を計画した。
広島大学大学院人間社会科学研究科学習開発学領域学習開発学研究
広島大学大学院人間社会科学研究科学習開発学領域
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