Academic Thesis

Basic information

Name Okumura Yayoi
Belonging department
Occupation name
researchmap researcher code R000033339
researchmap agency Okayama University of Science

Title

Classification of Peer Conflict in Elementary School and Efficacy of Mediation as Resolution Strategy

Bibliography Type

 

Author

青木 多寿子
山﨑 彩加
奥村 弥生
三宅 幹子
木村 正信

Summary

子どものいざこざは一般的には起こらないほうがよいと考えられている。他方で,子どもの社会性の発達を促すポジティブな面も指摘されている。本研究では小学校におけるいざこざの実態を調べ,有効な教師の介入解決方略を明らかにすることを目的とした。研究1では,教育実習を終えた大学生126名に質問紙調査を実施し,いざこざの内容を分類した結果,7種が見出された。研究2では,小学校の学級担任93名に,7種のいざこざ場面のシナリオを提示し,どのような介入解決方略をとるか尋ねた結果,ミディエーション(双方の子どもから話を聴き,子どもから解決策を引き出す方略)が,7つのうち5つの場面で最も多くとられていた。研究3では,経験豊富な管理職39名に,より解決が難しい3場面での介入解決方略について尋ねたところ,全ての場面でミディエーションが最も多かった。以上の結果から,小学校における教師のミディエーションの有効性について論じた。

Magazine(name)

岡山大学教師教育開発センター紀要

Publisher

岡山大学教師教育開発センター

Volume

 

Number Of Pages

9

StartingPage

33

EndingPage

46

Date of Issue

2019-03

Referee

 

Invited

 

Language

Japanese

Thesis Type

 

ISSN

 

DOI

10.18926/CTED/56539

NAID

 

PMID

 

J-GLOBAL ID

 

arXiv ID

 

ORCID Put Code

 

DBLP ID