洋楽を活用して外国語とその背景的文化への理解を深める-授業実践から見えてきたこと-
西川 憲一
国際教育研究所2022年度第1回定例研究会
国際教育研究所
オンライン
外国語教育において歌を教材として活用する試みは古くから行われているが、教材としての価値が必ずしも現場教員に認識されているとは言い難い。発表者は、歌が時にメッセージ性を持ち、社会的・文化的側面とも結びついている特性に着目し、単なる技能修得のツールとしてだけでなく背景的文化理解のために活用した講義を行っている。本発表では授業実践の一端を報告し、教材としての歌の可能性、活用上の留意点等への考察を試みた。