対人社会心理学の研究レシピ―実験実習の基礎から研究作法まで―
大坊郁夫・谷口淳一・金政祐司・木村昌紀・石森真徳・大幡直也・上出寛子・小林知博・日向野智子・栗林克匡・五十嵐祐・横山ひとみ・吉澤寛之・磯友輝子・後藤学・村山綾・毛新華・清水裕士・藤原健
従来の説得研究が説得には言語は不可欠であるという理由から言語的チャネルの検討を主としてきたのに対し、本章の実習では非言語的チャネルに着目した。まったく同じ内容を相手に話した場合でも非言語的チャネルの使用の仕方、すなわちどのように伝達するかによって受け手への影響が異なる可能性があることに目を向けてもらうための、実験実習のための材料を示した。
「メッセージを伝える―記号化と解読―」(pp.144-154)を執筆
北大路書房