研究成果は,息継ぎの長さは発話速度(語数/分,音節数/分)との関連が強く,一息で発せられる英語の音声配列の長さよりも発話速度を決定する際の重要な要因である,英語の復唱力を高めるためにはリピーティング練習よりもシャドーイング練習の方が効果的である,リピーティングの方がシャドーイングよりも英語の知識力を必要とする筆記テストとの関連がより強い,逐次通訳練習ではリピーティング力は伸びない,逐次通訳練習はリスニング力を伸ばす可能性がある,リピーティングよりも逐次通訳の方が英語の知識力を必要とする筆記テストとの関連がより強い,などであった。