学生アンケートをもとにした理解につながる講義形式と講義の理解に関する考察
平松 直哉・奥村 英則・大熊 一正・小野 舞子・中川 重和・安田 貴徳
令和 6 年度基盤数学(微分積分1)の履修学生を対象に学習に関するアンケートを実施 した。本論文はその結果をもとに学生が理解につながると感じる講義形式、また講義の理 解について分析したことに関する報告である。講義プリントなどの補助教材がある講義形 式を学生は理解につながると感じ、また講義の理解については、学生が余裕を持って板書 を写す作業ができるようにすることが大切であることがわかった。ただし、理解における 補助教材の有無に有意差は見られなかった。
岡山理科大学教育実践研
第8巻
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