新規移入種マダラコウラナメクジの分布拡大とその影響
日本学術振興会
科学研究費助成事業 若手研究(B)
宇高 寛子池澤 広美
若手研究(B)
マダラコウラナメクジの茨木県での性成熟時期、および体重と性成熟の関係を明らかにした。また、茨木個体群で光周期が性成熟のタイミングを決める重要な環境要因であることも明らかになった。他種の繁殖におよぼすマダラコウラナメクジの影響を明らかにすることは、できなかった。国内のさまざまな地域で採集されたマダラコウラナメクジのミトコンドリアCOI遺伝子の配列を得た。さらに海外個体でのデータと合わせて解析した結果、本種の日本へは複数匹移入したことがわかった。
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-15K18654/15K18654seika.pdfhttps://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15K18654