講演・口頭発表等

基本情報

氏名 南 善子
氏名(カナ) ミナミ ヨシコ
氏名(英語) Minami Yoshiko
所属 生命科学部 生物科学科
職名 教授
researchmap研究者コード 1000113922
researchmap機関 岡山理科大学

タイトル

糸状菌Aspergillus japonicus分泌物の植物組織に対するマセレーシ ョン促進活性の解析

講演者

芦田颯樹,上條岳已,寺本智世,南善子,池遣智也,仲田心少,上田晴子

会議名

日本植物学会第90回大会

開催年月日

2026/09/04

招待の有無

無し

記述言語

日本語

発表種類

学会講演(シンポジウム・セミナー含む)

会議区分

国内会議

会議種別

口頭発表(一般)

主催者

開催地

東京理科大学 野田キャンパス

URL

概要

糸状菌の一種であるAspergillus japonicus (A. japonicus) は、植物細胞壁を分解して組織を軟
化する「マセレーション」に関わる多様な酵素を分泌する。特に、ペクチンリアーゼやポリガラクツ
ロナーゼなどのペクチン分解酵素が多く含まれており、植物のプロトプラスト調製用として製品化
されている。興味深いことに、この分泌物には、ペクチン分解酵素のマセレーション活性を促進す
る因子が含まれることが示唆されているが、その実体は不明である。そこで本研究では、この未
知因子(Factor Xとよぶ)を同定することを目的とし、その活性の特徴付けを行った。A.
japonicus分泌物の段階的な液体クロマトグラフィーによって、Factor X濃縮画分を調製した。ここ
にペクチンリアーゼとセルラーゼを混合して植物組織に作用させたところ、Factor X非存在下に
比べて、組織片の崩壊度合いが顕著で、より多くの遊離細胞が観察されたことから、この画分に
マセレーション促進活性があると考えられた。本発表では、Factor X濃縮画分のプロテオーム解
析の結果も合わせて,Factor X同定の試みについて報告したい。