食品を消毒して長時間保存するためにオゾンを含む氷を利用することを考えている。しかし、氷中のオゾン濃度を測定できる測定法は存在しない。そこで本研究ではオゾン氷から溶け出してくるオゾン量を測定し、そのオゾン量からオゾン氷中のオゾン濃度を推定する方法を開発した。オゾンの分解速度を考慮して溶解水中のオゾン濃度を補正することにより氷中のオゾン濃度をほぼ正確に推定できることを明らかにした。そして、全ての氷が溶解した時の溶存オゾン濃度に全ての氷が溶解するのに要した時間によって決まる補正係数をかけることにより氷中のオゾン濃度を求める式を導出した。