論文

基本情報

氏名 岡田 康太
氏名(カナ) オカダ コウタ
氏名(英語) Okada Kouta
所属 経営学部 経営学科
職名 講師
researchmap研究者コード B000381967
researchmap機関 岡山理科大学

題名

日本の女子野球に関する研究-現状の把握と今後の可能性-

単著・共著の別

共著

著者

岡田 康太・安井 正也・上野 慧人・羽野 真哉

概要

野球は日本で最も人気のあるスポーツの1つであるが、男子の高校硬式野球部員数は減少の一途を辿っている。その一方で、女子硬式野球の競技人口やチーム数には顕著な増加傾向が見られる。女子硬式野球トップチームであるマドンナジャパンにおいては、世界でもトップクラスの実力を誇る。しかし、日本において、メディアなどが女子野球の話題を取り上げることは少なく、女子野球に対する世間の注目度は高くないと感じる。
そこで本研究では、日本における女子野球の現状把握と今後の可能性について検討することを目的とした。本研究の目的を達成することができれば、さらなる競技人口の増加や人気拡大に向けた戦略を立案するための一助となりうると考えた。
本研究で主に明らかにしたことと、今後の可能性については以下の通りである。
女子硬式野球の競技人口とチーム数については、顕著な増加傾向があることが明らかになった。
女子野球で特徴的なものとして、カテゴリーにとらわれずに様々なカテゴリー・レベルのチームと試合をすることができること、全国高等学校女子硬式野球ユース大会のような大会が開催されていること(男子野球には存在しない)、全日本大学女子硬式野球連盟が主催する2大会については必ず複数の試合を行うことなどが挙げられた。
高等学校女子硬式野球は夏の全国高等学校女子硬式野球選手権大会の決勝戦のみ阪神甲子園球場で実施されることなど同男子硬式野球と比較して不平等感は否めないが、女子野球の地位が確実に向上しており、さらなる人気拡大・普及に繋がると考えた。
ルール変更は、女子野球をさらに発展させることができる可能性を秘めていると考えたため検討した。現在、塁間距離や投手板-本塁間距離といったフィールドのサイズが男子野球と同じであるが、これらの距離を短くすることによって、スピード感が劣ると言われている女子野球にスピード感が生まれ、観戦者がより楽しめるのではないかと推測した。しかし、課題も多く、慎重に進めなければならない。
女子野球の普及活動として、「積極的な野球教室の開催」と「プロ野球試合前での女子野球の試合やイベントの開催」を提案した。
女子野球を普及・発展させるためには、女性用のトイレや更衣室を増設することと清潔さを保つことが不可欠であると推測した。
以上のことに加えて、新たに野球を始めたいと思う少女を増やすための取り組みや、野球をしている女子選手が競技を継続することができる環境づくりが必要であると考えた。

発表雑誌等の名称

岡山理科大学紀要. B, 人文・社会科学

出版者

第61号

開始ページ

227

終了ページ

236

発行又は発表の年月

2026/01

査読の有無

無し

招待の有無

無し

記述言語

掲載種別

研究論文(大学,研究機関等紀要)

ISSN

ID:DOI

ID:NAID(CiNiiのID)

ID:PMID

URL

JGlobalID

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DBLP ID