競争的資金等の研究課題

基本情報

氏名 豊後 貴嗣
氏名(カナ) ブンゴ タカシ
氏名(英語) Bungo Takashi
所属 獣医学部 獣医保健看護学科
職名 教授
researchmap研究者コード 6000006597
researchmap機関 岡山理科大学

タイトル

幼雛における摂食・睡眠行動の制御機構解明に関する研究

提供機関

文部科学省

制度名

科学研究費助成事業(基盤研究(B))

研究期間(From)

2001

研究期間(To)

2002

担当区分

研究協力者

担当研究者

古瀬 充宏
豊後 貴嗣

研究種目

基盤研究(B)

研究概要

副腎皮質刺激ホルモン放出因子、ウロコルチンおよびウロテンシンIは、アミノ酸配列が類似し、哺乳動物の摂食を抑制することが知られていた。ヒナにおけるその作用は、副腎皮質刺激ホルモン放出因子が最も強く、ウロテンシンI、ウロコルチンの順であった。副腎皮質刺激ホルモン放出因子と同様にグルカゴン様ペプチド-1も、ヒナの摂食を抑制することが知られていたが、他の行動に関しては異なる反応を示すことが確認されていた。両者の脳内における交互作用を調べたところ、摂食行動に対して協調しあい、ストレス行動に関しては拮抗しあうことが判明した。内因性のグルカゴン様ペプチド-1が摂食調節に関わっているか否かを調べたところ、採卵鶏のヒナでは関与が認められたもののブロイラーヒナでは関与していないことが明らかとなった。ニューロペプチドYは、ヒナの摂食亢進因子の一つとして認知されていた。ニューロペプチドYの受容体にはいくつかのサブタイプが存