地域ブランド・エクイティの醸成におけるインタラクションの役割
小谷 凌也,高橋 良平
本研究では、岡山県児島のジーンズ・デニムブランドを事例に、店舗体験が地域ブランド形成に与える影響を検討した。対面式アンケート調査を実施し、100人の回答を得た。その結果、接客や店舗イメージが顧客の地域貢献意識や伝統・文化の認識を高め、地域ブランド向上に寄与することが実証された。さらに、Keller(1998)の顧客ベース・ブランド・エクイティ理論を基に、地域ブランド・エクイティの醸成において重要な要素を明らかにした。
経営とデータサイエンス
岡山理科大学マネジメント学会
第7号
76
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