官民間におけるコストや役割の分担に関する境界の再編成や共同事業主体の関係を思わせる新たな官民連携が進むことにより、官民関係に対するそれぞれの見方(=官民間の境界に対する思い込み)も変わることになって、まちづくりを窮屈に考えないようになる。
町のイメージ形成や民間事業者におけるビジネス展開を従来にないかたちでもたらす新たな境界が生成されたり、地域外を含める町民の概念が拡大解釈されることにより、官、民それぞれの立場に対する見方(=官、民それぞれを制約する境界に対する思い込み)が変わることになって、まちづくりの別解が見つかるようになる。