![]()
|
本研究の目的は、LLM(Large Language Model)を用いた授業発話の分析を通して、新しい授業発話の分析方法を検討することである。研究方法は以下の通りである。(1)研究者は、2021年から2024年にかけての小学校算数の授業6コマを録画した。(2) 6つの授業をもとにLLM(Large Language Model)を構築し、授業中の発話を分析した。(3) 分析結果を小学校教員にフィードバックした。主な研究結果は以下の通りである。(1)主体的な学びや対話的な学びに関する発話は、AIによって容易に推定できる。(2)深い学びについては教科固有の単語が多く、AIによる推定が難しい。(3)今後は、主体的な学びと対話的な学びを中心に分析する。 |